おはようございます。のぞみです。
春1番が吹いて、季節が進んでいきます。朝、カーテンを開けて庭を見ると雨と風で雪がなくなっていました。
しかし、天気予報を見るとちらほらある雪マーク。もう雪飽きたよ。。。(´;ω;`)
早く今年の種まきしたいです!種から育てる花で1番多く育てているのがアスターです。
種も2㎜程度と小さいですが、毎年小さい種からの花の成長に驚かされます。仏花のイメージが強いですが清楚な小さい花から華やかな大きい花まで沢山の種類があります。
過去1番の数を育てた2021年の栽培記録と、中輪アスターの詳細情報をまとめました。
どんな花?
夏の切り花として仏花としてのイメージが強い花です。
最近は品種改良が進みパステル系の可愛い花色や、花火のような華やかな花姿を楽しめる種類も増えてきました。生け花としてアスターだけでを飾ってもオシャレです。
分類 | 1年草 |
草丈 | 50~80センチ |
花色 | 赤、ピンク、白、紫 等 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い ※暑すぎると高温障害あり |
原産地 | 中国北部 |
種まき時期 | 春まき:2~5月、秋まき:9~10月 |
開花時期 | 春まき:7~9月、秋まき:6~7月 |
植え付け | 15~20センチ間隔 |
用途 | 花壇、鉢植え、切り花 |
種から育てる中輪アスター
メインで育てているのはこの2種類です。
サカタ あずみシリーズ
柔らかい色合いの清楚な花姿です。
トップに揃って花が咲くので、後ろの背景に配置しても存在感があります。
この種類で1番良いなと思うのは色の豊富さ!白やパステルピンク等可愛い!色合いがとても素敵です。夏の花はビビットな色が多いので優しい色合いを夏も楽しむことが出来ます。
タキイ くれない系
花が大きく、迫力があります。
各色の中でもショッキングピンクの八重の花姿が1番ボリューミー!桃くれないは奇形が出来にくかったです。種の価格もお買い得で、1番最初に挑戦するのにおススメします。
あずみシリーズに比べて10センチ程度草丈は短めです。
アスターはたくさんの種類があります
色々育てた中でお気に入りのものを紹介します。
花火のような花姿 スターパステルミックス
花が大きく、開花した姿も個性的です。
このアスターのみを切り花として飾っても素敵です。
花が大きいものは開花までに時間がかかり、あずみシリーズと比較して1週間は後に咲きます。
他種類に比べて葉の病気になり易いです。抗菌剤の散布が必要不可欠でした。
ポンポンと丸く咲く ポンポンアスター
ポンっと膨らんだように丸く咲くアスターです。
開花時期は紹介している種類の中で1番早く、同日に種まきをしても2週間程度早く咲きました。
細かい花がたくさん咲く マイクロアスター
2センチ程度の小花が1株にたくさん付きます。順番に花が咲いていくので長い間楽しむことが出来ます花色も沢山の種類があり、可愛いです!(^^)!
花が小さいので虫が中に入りにくいです。アスターの中では防虫剤が少なめで育てることが出来ます。
土の準備
どんな土が向いているの?
酸性土を嫌うので苦土石灰と、水はけと肥料のために腐葉土を多く漉き込んだ土が良いです。
連作は厳禁です。びっくりするほど調子が悪くなり育ちません。鉢植えでは新しい土の使用を強くおススメします!!
肥料は必要?
花数が多い種類なので肥沃で日当たりのよい場所で育てることをお勧めします。
葉の色が黄緑色と薄く、肥料が足りない場合は液肥を散布してください。
栽培記録
種まき 4月20日以降~
桜が終わった、暖かい時期に行います。
発芽で温度が20℃と高いので早植えすると夜間の低温に負けます。焦らず種まきします。
発芽
種まきから7日後くらいに発芽してきます。温度が高いとより早く3日程度です。保湿目的で被せていた新聞は、1粒発芽していたら取り除きます。
育苗中
本葉が4,5枚程度になるまで、約1ヶ月育苗します。
植え付け前には葉物野菜のようで美味しそうに見えてきます(^^)
植え付け 5月末
セルトレイから出して、畑に植え付けていきます。私はここで1本仕立てに間引きし、植え付けます。
セルトレイから出すのにおススメの道具はピンセット!100均でも購入可能です。
奥までグッと突き刺して取り出しています。この方法が1番早く、根を傷つけずに取り出せます。
成長中①
途中まではホントに葉物野菜にしか見えません。美味しそう。。。
成長中②
つぼみが出来る前は、まだ野菜です。
つぼみが出来るとするすると茎が伸びてきます。
成長中③
頂花のつぼみが出来た後に脇の芽が伸びてきます。
グングンと側芽が成長します。
つぼみ
柔らかく、美味しいのかツボミは虫に狙われます。つぼみが付いたら虫に注意して観察してください。
花が咲きました 8月初旬から順に開花
花びらが多く、色付きながら開いていく様子がとても可愛いですよ~
パステルピンク可愛い!
片付け
根っこが浅いので、簡単に取り除けます。掃除が簡単です。
落ちた葉から病気が広がることが多いので、その場で捨てず完全に取り除いてください。
アスター栽培のコツ!気を付けたいところ
連作障害
びっくりするほど調子が悪くなり育ちません。鉢植えでは新しい土の使用を強くおススメします!!
5~7年あけての栽培を各サイトで紹介されていますが、実際育ててみると5年は病気が出やすいなと感じています。
連作は厳禁!!!!可能であれば7年は空けたい。
隣に育てる作物に注意
「ケイトウ」を合わせて育てている方は要注意!
中輪のアスターは花が大きく、柔らかいため虫がよってきます。
夏の切り花としてケイトウを合わせて育てる方も多いと思います。久留米系のケイトウはモコモコの部分に虫が入り込みやすいのですがそこからアスターにまで移動してきます。
少し距離を置いて育てることをおススメします。
つぼみが出来たら虫に注意!虫が来る作物は離して育てよう
病気を見つけたらすぐに処理する
立ち枯れ病という病気になり易いです。
見つけたら待ったなし!うつります!株ごと根っこまですべて取り除いてください!葉を落とさないように気を付けて残念ですがすべて処分しましょう。可能であれば、植えてあった穴に殺菌剤を散布してください。
病気はうつる!!!すぐに株の処分を
暑すぎると、開花が遅くなる
耐暑性に優れるため、暑さで枯れることはありません。しかし気温が高い日が続くと開花が進みません。35℃以上の日々が続くと遅れてきます。今年は38℃とかになりませんように。。。
連日35℃を超える気温では開花が遅れる。
まとめ
ご覧いただきありがとうございました。
次回はマイクロアスターを紹介する予定です。
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私のおすすめの種はこちら
濃いピンクが華やかな桃くれない
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繊細な花びらが美しい花姿
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