おはようございます。のぞみです。
雪が落ち着き、太陽がみられる時期になりました。立春は過ぎてから日が長くなり、春を近くに感じます。
今年の園芸シーズンに向けて準備を進めている方も多いのではないでしょうか?春本番!になると売り切れの商品も出てくるので早めの準備をおススメします。
みんなが知っているひまわりは初心者の方におススメです!いろんな種類の色や形があり可愛いですよね。わたしも今まで10種以上の種類を育ててきました。今年も栽培します!(^^)!
本日は「ひまわり」について栽培ポイントをまとめていきます。
※切り花にもなる、背丈の長い細い種類がメインです。
どんな花
ヒマワリと言えば夏の花!
最近は父の日ハロウィンにもよく見かけますよね。
夏はビビットなレモン色、秋は落ち着いた濃いオレンジの色が気になります。2色のバイカラーの品種もや白等珍しいものも人気です。
分類 | 1年草 |
草丈 | 30~300センチ(鉢植え~地植え) |
色 | 黄色・オレンジ・茶・白 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
原産地 | 北アメリカ |
種まき時期 | 4月~8月 |
開花時期 | 6月~10月 |
植え付け | 切り花:15センチ間隔 |
用途 | 花壇、鉢植え、切り花 |
種から育てるヒマワリ
3m級の大きいものや、鉢植えタイプの30センチくらいのものまで、沢山の種類が販売されています。最初はどれも種から育てることが出来ます。
サンリッチシリーズ 切り花に最適
10何種も育ててきましたが、1番です!切り花にして飾るときに、茎も固く・首もしっかりしているため花束く作りやすいです。UPのシリーズはアレンジ面と向きですね。私は3方面しか気にしないことが多いのでUPではなく、普通のサンリッチシリーズを使用しています。
色や、育てる日数等で違いがあり、選ぶ楽しみもあります。初夏~秋まで季節によって色を変えて選んでいます。
八重咲きも可愛い
八重咲きはゴージャスで可愛いですよね。一重のタイプに比べると育てる期間が若干長いです。
珍しい色のひまわり
白のひまわり見たことありますか?可愛いですよね!芯が黄色のものは爽やかなイメージで、芯が黒のタイプはシックなイメージで飾りたいです。
最近はバイカラーのタイプも人気です。
大きいひまわり!
人より余裕で大きいひまわり。イメージとしてはこちらのものが印象にあるのではないでしょうか?これは畑で地植え必須だな~と思いつつ、インパクト大な大きさに憧れます。
ヒマワリを鉢植えでも楽しむ。
ベランダや、玄関先で鉢植えで気軽に楽しむことが出来ます。こんなに小さなひまわり可愛いな~。
1本から次々と花が咲くので長く楽しめます。
土の準備
どんな土が向いてるの?
強い植物なのであまり土質は選びません。市販されている培養土であれば十分です。追肥も要りません。
肥料は必要?
大きく育てないのであれば、肥料は必要ありません。種まき前の土作りの際に石灰で酸度を整えるだけで十分です。
肥料をすると草丈が長くグングン成長し開花の花も大きくなります。切り花のアレンジメントとして使用したいのであれば肥料は必要ありません。花屋さんで販売されているものは小さく、固く育てる!ということを意識して生産されています。
栽培記録
種まき 5月頃
気温が高くなった5月ごろから種まきしていきます。
購入した種は発芽しやすいように処理されており、色がついてることがあります。植えた場所が見やすく作業しやすいです。
種は大きいですが、水につける必要はありません。2~3センチ程度の深さで直接種まきしていきます。深植え注意です。
発芽 種まきから3~5日ごろ
種まき後は朝に1回のみ水やりを行っていました。
発芽適温は25℃で3~4日、15℃以上あれば7~10日で発芽します。
5月に植え付けると3~5日後の発芽です。
成長中①
双葉からの成長がとても速いです。
1週間ごとに成長を感じます。
花が大きくなりすぎないように、2~3本立ちで育てます。間引きはしません。
成長中②
雨が多くなると、少し病気になってきました。。。
梅雨入り前には、もう少し大きくなって欲しい!
茶斑点のウイルス病っぽいのが気になります。。
梅雨時期は日差しが少なく、成長がゆっくりになりますが梅雨明け後にグングンと大きくなります。
成長中③
種まきから約45日、上から写真が取れないくらいに大きくなりました。畝が高いので草丈は約150センチ程度と思います。
これはいつも150センチ程度になります。(サンリッチフレッシュレモンかな。)
つぼみ
1センチ程度の小さなつぼみです。これが大きくなっていきます。
もうすぐ咲きそうな「ホワイトライト」のつぼみ
花が咲きました
花びらが1枚1枚開いて開花していきます。
色んな種類を集めてみました。
種は取れるの?
残った花を観察していますが、今回紹介したひまわりの花から種になっているのは見たこと無いです。
紹介している種は、大きさや形状が均一になるように品種改良された種(F1種)がほとんどです。病害虫への耐性もあり私は選んで購入しています。綺麗な花をできるだけ農薬無で育てたい方ほど種は購入した方がよいと思います。
もし種が収穫できたとしても次の代の種になると均一でない作物が育ってしまいます。これは育て方に関係なく、遺伝の組み合わせ法則のため逆らえません。
片付け
意外な盲点なのが片付けの手間。
根っこがしっかりしていると掘り起こすもの大変。大事なのはわかるけれども、できるだけ楽したいですよね。
切り花用に育たヒマワリは根っこが深くなく、片手で「スポッ」と全部抜けます。カラカラに乾かすと軽いので捨てる時も楽チンです。
ひまわり栽培のコツ!気を付けたいところ
肥料も要らず!手間もかからない!ヒマワリ栽培ですが育ててみて気が付いたポイントを紹介します。
種選びや植える場所は長さを確認する
色んな種類があるので、長さも様々です。
花姿だけで選ぶと、200センチと大きくなるため支柱が必要であったりと後々の管理が大変です。
色んな長さの種類があるので、花姿だけでなく生育草丈もチェックする!
私がした失敗は配色だけを考えて植えたために、30センチの草丈のものを150センチのもので囲んでしまい、全く陽が当たりませんでした。花は咲きましたが、長く育たず、15センチ程度のとても短い状態で開花してしまいました。
私も失敗しました。。
梅雨までに大きくしたい
地面から雨が跳ね返り葉につくと、ウイルス系の病気になり易いです。病気になると、葉の先から茶色く枯れてしまいます。
梅雨までにある程度の大きさまで育っていると病気にも強くなり、枯れてしまうことが減ります。
- 梅雨時期の種まきは避ける。
- 梅雨までに30センチ程度にまで育てておく
強い植物だけれども、虫に食べられました!
つぼみも付いて、もうすぐ収穫だ~と思っていたのですが、つぼみも葉も食べられました!
よく聞くアブラムシのいないのに!!意外な犯人は「カナブン」でした。
よく見る虫なので害虫と思わず放置していました。。。許さんぞ。。カナブン。。。。食べられると出荷できないので、とりあえず手元にあったハチよけの薬を散布したら落ち着きました。
ホント許さんぞ。。カナブン。。。。
強い植物だが、飛行虫に食べられることもゼロではない。
八重咲きは水に注意
雨が多い年は、花の奇形も多かったです。特に八重系は花びらが多いため、つぼみの中に水が入るとなかなか乾きません。茶色く変色し、最悪腐ります。
つぼみが出来た後に長雨が続くときは、雨除けの対策をしてあげた方がキレイな花になります。
- 八重系のひまわりは、つぼみに長雨が当たらないようにしよう。
まとめ
ヒマワリは夏の花なので少し気が早いように感じるかもしれません。
しかし昨年、鉢植え用の「小夏」を育ててみたかったのですが売り切れで種が手に入りませんでした。。。。残念~!人気の商品や珍しい商品は売り切れてしまうことも多いため早めの準備が大切です。
今から自分に合った種選びをはじめてみませんか!(^^)!
私の今年の一押しはは鉢植え可能な「小夏」
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シックな茶色×オレンジのバイカラーの「サンリッチマロン」もおしゃれ~
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ご覧いただきありがとうございました。
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コメント
失礼します。ひまわりの種まきからの経過を拝見できて、大変参考になりました。
現在白いのと、秋ひまわりを育てていますが、どんな風に咲いていくのかなと気になっておりました。一層これからが楽しみになりました。